症状別対処法 (こちらは前半ページです)

〔  項目  〕

・疲れやすい、疲れがとれない
・人との交流が苦手
・自分の意見に自信がない
・排便トラブルがある
・動くのが面倒くさい
・食事中にたくさん水を飲む
・人間不信
・自分がわからない




疲れやすい、疲れがとれない


原因のひとつとしてですが、酸素不足、栄養不足は思い当たりませんか?私たちは、生きるベースとして呼吸します。呼吸がもたらす体への効果・影響を、改めて調べてかつ実践することを提案します。

同時に負のエネルギー(排除すべきもの)を排出することが苦手のように思います。" 負のエネルギー" と聞いて思い浮かぶことがあるならば、それに対処し始めましょう。


人との交流が苦手


人と交流することは、他者(外部)を受け入れることを含みます。他者を受け入れるには余力が必要です。余力とは、自分を満たしたその後に生まれるものだと感じます。まずは自分の現在の状態を真っ直ぐに受け入れ、自己満足を十分に体験してみてはいかがでしょう。それには、深く深く深呼吸を、繰り返すことも効果的です。


自分の意見に自信がない


自分の意見を述べることは、他者の反応をみる(受け入れる)こととも繋がります。よってひとつ前の項目とも関連します。
意見を述べることが苦手でも、例えば歌を歌うことや楽器を演奏する、絵を描くなど、別の形で自己表現することはできそうですか?方法を探り体験を積むことで、自信が生まれ、続いて他の形でも広げられるきっかけとなるかもしれません。


排便トラブルがある


便秘、下痢など、大腸と肛門に関わるトラブルは日々の苦しさを伴いますね。日常的に誰にでもできる方法で快方への可能性を見出すならば、深呼吸を心がけることをおすすめします。なぜなら、深呼吸は東洋医学で言う"大腸経"と関わりが深く、排便と深い関わりがあるからです。また大腸経は"表現力"と関わります。ここまでの項目も参考になるかもしれません。


動くのが面倒くさい


本来、私たち生き物は食べ物を探し求めて動き回るわけですが、現代ではその必要がなくなってしまいました。じっとしていても、完成された食物が手に入ります。結果「動く(行動する)」ことに価値がなくなったかもしれません。情報においても同じことが言えます。テレビや携帯を見つめていれば、いくらでも流れ込んできます。現代を生きる生き物は、動かず受動的でも生きていられます。

しかし、ふとよぎります。「このままでいいの?」…それは、修正の必要を訴えています。
取り入れる」ための活動へとスイッチを切り替えるには、体を起こす、立ち上がる、歩き回る、見たことのないものをみる、そういった具体的な行動にでることです。


食事中にたくさん水を飲む


唾液の分泌が少ないと、代わりに水をたくさん飲むようになります。唾液の分泌が少ないことは消化に関わる部位に不調が生じていることが考えられます。考え事が多いことも消化を悪くします。このタイプの人は、咀嚼も少なく、よく噛まずに飲み込むことが多いです。

外の世界から食べ物や情報を取り入れて、消化するための活動(よく咀嚼すること、細かく砕き吸収しやすくすることなど)は、人を成長させる重要な場面。ですから、面倒がらず意識してでも時間と労力をかけるべきポイントだと思います。実際に、よく噛むと唾液の分泌もよくなります。

人間不信


他者との関係は、ここまでの項目でも出てきましたが、他者(の存在や考えなど)を受け入れ、取り入れ、触れ合うことは、食べ物で例えると、食物を手にとり、食べて、消化吸収し、栄養とすることと似ています。そこには" 何を手に取るのか "を選ぶことから始まります。
すでに人間に拒否反応が出る場合、" どの人なら "とまずは選んで、その人との間で、無理のない時間をかけて経験します。選んだその人は一生付き合うわけではなく、相手は変わると思います。

また、受け入れることのできる相手が限られていることに、多くの場合は問題を感じません(それがいいわるいではなく)。
もしかしたら、誰とでも分け隔てなく関われることを知っているからこその悩みなのかもしれません。

自分がわからない


大きなショックから頭が真っ白になるケースや、日々のストレスによって自分を見失うケース、様々ありますが、特別な何かを感じていなくとも、今や多くの人が「自分で自分のことがわからない」「自分が何したいのかもわからない」と言います。
私が思うのは、「わからない」を" 具体的にする "ことしか方法がないということです。その手順はどこからが最適なのかは人それぞれ異なります。

これまでの経験で濁してきたこと、曖昧にせざるを得なかったこと、嘘をつかねばならなかったこと、絶望や諦めを感じたことを具体的に思い出し、やり直してみませんか。濁したままの世界を自分の手で掃除して、綺麗にするために。